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境界

 Interweaving of Borders

BIAN KA(ベンカ)

2023年6月13日(火)-6月18日(日)

​11:00 - 18:00

(月)休館

 

 

デザイナー:BIAN KA(ベンカ)

©BIAN KA(ベンカ)

 今回の展示は、自然と都市の境界線、そして現実と仮想の境界という二つの重要な手がかりを通じて、「境界線」の意味を探求する。境界線は物理的な範囲だけではなく、可変的、仮想的な境界も可能性がある。それは曖昧で、探索待ちのかもしれないが、私たちの心の奥底にある認知と未知の距離かもしれない。

 境界への触れ合いとその影響をインスタレーションアートとして表現した。今回の展覧会で一つの重要なテーマは、「海が青くなるまで泳ぐ」で、海水の色は空を反射し、海水を異なる色にして「海の境界」を引き出す。作品を通じて海水の色に対する思考を誘発し、環境問題に対する関心を引こう。また、AIデジタル作品を通じて、現実と仮想の境界を探索する。異なる背景は人々の考え方に影響を与え、考え方は未来の世界を変化させよう。将来的には、仮想と現実の境界がどのようになるのか、すでに無視できない話題になっている。

 今回は、複数の作品が境界に対する複合材料と表現手法の深い再現を展示している。私たちは自然と都市の境界を越えて、現実と仮想の交差点を探求し、明日はどうなるかを考えよう。

BIAN KA(ベンカ)

 

​ ベンカは、中国の杭州で生まれ、2020年に日本へ留学した。2021年からは、社会とそれを取り巻く地域、環境についての現代社会の問題をテーマとしたインスタレーションアートの制作を続けている。

 ベンカの現在の作品の出発点は、日本への留学にある。中国の杭州で育った彼女は、これまで海を見る機会が少なく、島国である日本に来た際、海に面した土地を見て、自ら海に行く機会が増えた。そこで海を取り巻く環境問題について気づいた。地域やその土地など、人工的な要素の素材を用いて作品を表現することが、彼女がこれまで行なってきた研究内容と合致したため、「海に面した土地」を使った作品研究が始まった。

 彼女は作品制作を通じて、鑑賞者に環境問題に目を向けてほしいと考えている。それは彼女自身の考えを共有させたいのではなく、あくまで気づきを与えることが彼女の目標だ。そして、海本来の色を取り戻すことが彼女の研究の最終目標である。

主な展示歴

2023年6月『海が青くなるまで泳ぐ』上海張江現代芸術館

2023年5月『海が青くなるまで泳ぐ』2023第8回「匯創青春」上海大学生文化創意作品国際コンクール 新メディア芸術コンクール優秀賞

2023年5月『海が青くなるまで泳ぐ』イギリス ロンドン LONDON ART COLLECTIVE「THE WAVE」展に入選

2023年5月『海が青くなるまで泳ぐ』アメリカ ロサンゼルス 4C GALLERY

2023年4月『海が青くなるまで泳ぐ』アメリカ ロサンゼルス 4C GALLERY 2023 Q2展に入選

2023年2月『海が青くなるまで泳ぐ』東京JCA公募展に入選

2023年2月『海が青くなるまで泳ぐ』東京浦安市民PURAZA WAVE 101

2023年2月『海が青くなるまで泳ぐ』東京藝術大学上野キャンパスCOI拠点4F

2023年1月『囁き』二人展 銀座O GALLERY

2022年10月『海底世界』、『誰が誰を見ているのか』目黒美術館区民GALLERY

2022年9月『楽園』神奈川県美術館

2022年9月『海が青くなるまで泳ぐ』座間市立市民文化会館 現代美術展vol.10

2022年8月『楽園』第57回神奈川県芸術展に入選

2021年1月·12月『RAGAZZA』『LE PERSONE』 VOUGE ITALIAに収録

 

 

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